こんにちは、なおすけです。
「近所で工事をしているので屋根を見せてください」と突然訪ねてこられて、応じてよいものか迷った経験のある方も多いのではないかと思います。

インターホンに出たら、屋根が浮いていますよと言われて……本当かどうか、私には確かめようがなくて。
感じのいい人だったので、断るのも悪い気がしました……

屋根の話が本当かどうかを、その場で判断する必要はありません。
見るのは屋根ではなく、相手の名乗り方と話の切り出し方です!
この記事では、玄関を開ける前に訪問営業を見分ける 5 つの基準を解説します!
結論:名乗り方で見分ける!会社名と勧誘目的を告げない業者は法律違反
特定商取引法では訪問販売をしようとする事業者に、勧誘に先立って会社名と勧誘目的と売ろうとしている工事の種類を告げることが義務づけられています。

順番が逆になると、相手のペースで話が進みます。
点検だけならと玄関を開けた時点で、断る難しさは跳ね上がります……
訪問営業を玄関先で見分ける 5 つの基準
会社名と勧誘目的と工事の種類を先に名乗るか
事業者が勧誘に先立って告げることになっているのは、次の 3 つです。
この 3 つが出てこないまま話が屋根に移ったら、それだけで玄関を開けない理由になります。
聞き返す言葉は「どちらの会社の方ですか」「何のご用件ですか」の 2 つで足ります!
- 社名を聞き、聞き取れたら書き留める
- 用件と、何の工事を売りに来たのかを聞く
- どちらかをはぐらかされたら「結構です」で終える
社員証と会社の連絡先をその場で示せるか
社名を名乗った相手には、続けて社員証と会社の代表番号を尋ねます。
所在地や代表番号を濁す相手は、あとから連絡を取る手段が残らないので玄関を開けません。
会社名が聞き取れたら、その場で書き留めておくのがおすすめです!
「近所で工事」「無料点検」を入口にしていないか
国民生活センターは点検商法を、近所で行う工事の挨拶に来たなどと言って突然訪問し、点検したうえで不安をあおって契約させる手口だと説明しています。
屋根工事についての相談は2018 年度の 923 件から 2022 年度は 2,885 件へと、約 3 倍に増えました。
屋根に上がることやその場の契約を迫らないか
屋根に上がったあとに見せられる写真が、そのまま契約を迫る材料になります。
国民生活センターも、突然訪問してきた業者には安易に点検させないよう呼びかけています。

その日のうちに契約するよう促してくる相手も、根は同じです。
値引きやキャンペーンを持ち出して、こちらが考える時間を削ろうとしてきます!
市役所や電力会社の関係者だと思わせていないか
「市役所の依頼で回っています」と言われると、断りにくくなります。
ただし勧誘を行う際に事実と違うことを告げるのは、特定商取引法が禁止する行為です。
名乗った先の代表番号を自分で調べて折り返すと決めておけば、その場で判断せずに済みます!

その場で電話をかけて確かめてもよいでしょうか。

相手が渡してきた番号ではなく、自分で調べた番号にかけるのが大事です。
電力会社の名前が出たなら検針票、自治体なら公式サイトに載っている代表番号にかけます!
名乗らない勧誘と断った家への再訪は禁止されている
名乗らずに勧誘するのも、断った家をもう一度訪ねるのも、法律が線を引いている行為です。
契約する意思がないと示した相手に対しては、その訪問時に勧誘を続けることも、その後で改めて勧誘することも禁止されています。
一度断ったのに同じ会社が訪ねてきたら、その日付と社名がそのまま相談の材料になります。
これらの規制に違反した事業者は、業務改善の指示や業務停止命令といった行政処分の対象になります。
名刺や制服やドローン写真は判断材料にならない
名刺や制服や作業着は誰でも用意できるもので、会社の実在も、その人がその会社の社員であることも証明しません。
写真も同じで、国民生活センターにはドローンで撮影したという写真を見せられて契約した相談が寄せられています。
見せられた写真が自分の家の屋根かどうかを確かめようがない以上、写真は判断の材料から外して構いません!
断り方は「契約しません」の一言で足りる
断るときは、理由を説明せず一言で切り上げるのがいちばん早く終わります。
「契約しません」と言い切れば、その後の再勧誘は法律で禁止された行為になります。

面と向かって言い切るのが、どうしても苦手で……

5 つの基準をすべて満たす相手でも、その日のうちに決める理由はありません。
玄関を開けず、インターホン越しのままで構いません。
言いにくい方は、断る意思を玄関に貼っておく手もあります!
「セールス・勧誘は一切お断り」と書かれた高耐候性ステッカーは、断る対象と、無視されたときにこちらが取る行動まで文字にしてあるタイプです。
口頭で断る言葉とセットで使うのがおすすめです!

すでに契約書にサインしてしまった場合も、法律で定められた書面を受け取った日から数えて 8 日以内ならクーリング・オフができます。
判断に迷う段階なら、消費者ホットラインの 188 は、最寄りの消費生活センター等につながる全国共通の番号です!
工事が要るかどうかは自分で選んだ業者に確かめる
工事が本当に要るかどうかは、自分で選んだ業者に見てもらって確かめるのが確実です。

自分から探すほうが、かえって安心できそうです。

複数社の見積もりが並ぶと、訪問営業が言っていた金額の位置も見えてきます!
屋根や外壁の塗り替えが気になるなら、ヌリカエ
のように塗装の業者をまとめて紹介してくれるサービスから相場を確かめる方法があります。
複数社から見積もりを取る手順は、こちらで整理しています。
まとめ:見分けは名乗り方と入口のトークで付く
最後に、玄関先で使う判断の要点を整理します!
この 5 つは屋根の知識がなくても判定でき、判定が付いた時点で玄関を開ける必要はなくなります。
工事そのものが気になったときは、訪問してきた相手ではなく自分で選んだ業者に見てもらうのがおすすめです!
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