こんにちは、なおすけです。
庭の木が屋根に届きそうなほど伸びて、自分では手が出せなくなった、そんな場面に心当たりのある方も多いのではないかと思います。

業者さんだと高そうだから、シルバー人材センターに切ってもらえないかなと思って……。

剪定なら得意分野ですが、伐採となると話が変わります。
受けるかどうかがセンターごとに違うので、まず条件を確かめるところからです。
この記事では、シルバー人材センターが伐採をどこまで受けるのかと、伐採業者に切り替える目安を整理します!
結論:伐採を受けるセンターは少なく、受けても幹の直径 20cm 前後まで
シルバー人材センターは市区町村ごとに独立した組織なので、庭木でどこまでやるかもそれぞれが決めています。
剪定と刈り込みはどのセンターでも中心の仕事ですが、根元から切る伐採を「行わない」と決めているところは珍しくありません。
頼めるかどうかは、お住まいの地域のセンターが公開している受付条件しだいです!

条件は、どこのセンターでも同じではないんですか?

かなり違います。ここでは受付条件を公開している 5 か所を例に挙げます。
お住まいの地域が表になくても、線引きの当て方は同じです。
| センター(一例) | 伐採 | 受けられる範囲の線引き | 庭木作業の料金 |
|---|---|---|---|
| 練馬区 | ✕ | 伐採は行わない/剪定は高さ 3.5m まで | 1 人 1 日 14,000 円〜 |
| 千葉市 | ✕ | 伐採と根の掘り出しは行わない/剪定は高さ 3.5m まで | 1 人 9,000 円(4 時間)〜 |
| 柏市 | ✕ | 根元からの伐採は不可/4m 以上の樹木がある場所も不可 | 1 時間 1,679 円〜 |
| 所沢市 | △ | 伐採は幹の直径 20cm まで/剪定は樹高 4m 以内 | 現場を見て見積もり |
| 市原市 | △ | 大木の伐採など危険な作業は不可 | 日額 16,000 円〜 |
書き方は違っても、線引きは「伐採を仕事の種類として持っているか」と「幹の太さ・木の高さの上限」の 2 つに集約されます。
この 2 つをお住まいの地域のセンターに当てはめれば、申し込む前に頼めるかどうかの見当がつきます。

うちの木は 5m くらいあるんだけど……。

5m の木を根元から切るとなると、上の 5 か所はどこも対象外です。
条件に収まりそうな木でも、繁忙期は着手まで 2 か月以上かかると案内するセンターもあります。
シルバー人材センターが庭木の仕事を断る 3 つの条件
3 つのうち 1 つでも当てはまると、受けてもらえません。
条件 1:根元から切る作業を扱っていない
センターの規定では、「枝を落とす」ことと「根元から切る」ことが別の作業として扱われます。
剪定と刈り込みは引き受けても、伐採を仕事の種類として持っていないセンターがあります。

枝を落とすのと根元から切るのは、そんなに違うものですか?

倒れる方向を制御する作業になるので、必要な技術も危険度も別ものです。
切ったあとに残る根の掘り出しをさらに別扱いにするセンターもあるので、切り株はそのまま残る前提で考えてください。
条件 2:木の高さや幹の太さが上限を超える
伐採を受けるセンターでも、幹の太さには上限があります。
上の表では、伐採なら幹の直径 20cm 以内、剪定なら樹高 3.5〜4m 以内のあたりに線が引かれています。

高さの上限を、切るか切らないかに関係なく作業場所そのものの条件として決めているセンターもあります。
直径 20cm は幹を一周させて測ると約 63cm なので、メジャーが 1 本あれば申し込む前に確かめられます!
条件 3:足場が悪く安全を確保できない
高さと太さの条件を満たしても、現場の状況で断られることがあります。
足場の悪い場所、斜面、脚立を安定して置けない場所は、受注の対象から外しているセンターがあります。

作業者が危険と判断した時点で就業を断ると明記しているセンターもあります。
寸法が条件に収まっていても、下見でひっくり返る可能性は残ると考えておいてください。
料金と枝の処分はセンターごとに数え方が違う
料金は 1 人あたりの時間・日数で積み上がる
センターの料金は木の本数ではなく、働いた人数と時間で決まります。
木が大きいほど人数と日数が増えるので、「センターだから安い」という前提は木のサイズ次第で崩れます。

総額はどうやって決まりますか?

1 人 1 日 14,000 円のセンターなら、2 人が 2 日入って 56,000 円です。
最低 4 時間からと決めているところもあるので、小さな木 1 本でもその枠は埋まります。
条件に収まる木が何本もあるなら、1 日単位の料金でまとめて頼む選択肢もあります!
切った枝の扱いは 3 通りに分かれる
作業後に残る枝の扱いは、大きく 3 通りに分かれます。
どれに当たるかで最後に残る手間と費用が変わるので、受付条件と一緒に枝の扱いも確かめてください。
センターで断られた木はどこに頼むか
業者の料金は「木 1 本あたり」で数えるので、センターとは見積もりの形そのものが違います。
同じ木でも重機を使うか手作業で分割するかで金額が変わるため、1 社の提示額だけでは高いか安いかを判断できません。

何社くらい見積もりを取ればいいですか?

2〜3 社で十分です!
総額は現地を見ないと出ないので、電話だけで言い切られた金額は目安として受け取ってください。
幹の太い木を根元から切りたい → 伐採専門のサービス
伐採110番
は全国の加盟店を紹介する窓口で、伐採を 1 本 8,200 円(税込)から受け付けています。
ただし次の 3 つは基本料金に含まれず、別途の見積もりです。
加盟店へのアンケートでは、一般家庭に多い 3m 未満の庭木で 15,000〜20,000 円、切り株の抜根はおよそ 30,000 円が相場とされています(参考)。
3m を超えると高所作業費が加わるため、センターの条件から外れた木ほど 1 本あたりの単価は上がります。
剪定も同時に頼みたい → 庭の手入れをまとめて受ける業者

切るのは 1 本だけですが、ほかの木の剪定もそろそろ気になっていて……。
お庭マスター
は剪定・伐採・草刈りをまとめて扱う業者で、現地で草木の高さと種類を確認して料金を案内し、見積もりのあとの追加料金はかからないと明示しています。
庭全体を一度に整えたいなら、作業ごとに別の依頼先を探すより手間が減ります。
まとめ:まずセンターの受付条件を電話で確かめる
最後に、ここまでの内容を整理します!
この 3 つを伝えれば、電話の時点で受付の対象かどうかの見当がつきます。
条件から外れると分かった時点で業者の見積もりに切り替えれば、繁忙期の待ち時間を無駄にせずに済みます!
もっと知りたい人に向けて
シルバー人材センターに剪定を頼むときの伝え方を知りたい
切り方の希望をどう伝えるかで、仕上がりの満足度が変わります。
庭木の剪定時期と業者の料金を知りたい
樹種ごとの適期と、業者に頼んだ場合の相場を整理しています。
相見積もりの取り方を知りたい
何社に声をかけるか、断るときにどう伝えるかまでまとめています。


