こんにちは、なおすけです。
春から夏にかけて、玄関先やお風呂場で羽アリを見つけて「もしかしてシロアリ?」と不安になっていないでしょうか。

窓のところに羽アリがたくさんいて……シロアリの駆除って、いくらかかるものなんですか?

焦って契約するのがいちばん高くつきます。
先に費用の相場観を持っておけば、業者さんの見積もりが妥当かどうか、自分で判断できるようになります!
この記事では、シロアリ駆除の費用相場と、業者によって価格差が出る理由、見積書のチェックポイントを解説します!
結論:一軒家のシロアリ駆除は総額 10〜20 万円が目安
一般的な一軒家のシロアリ駆除は、総額 10〜20 万円が目安です。
駆除仲介大手シロアリ110番の 2025 年の施工実績では、駆除・予防の平均費用は約 19 万円とされています。

20 万円近く……思ったより高いです……

床下という見えない場所の工事なので、高い安いの感覚が持ちにくいだけです。
シロアリ駆除の費用は「1 階の床面積 × 単価」で決まる
ほとんどの業者は、次の式で基本料金を計算しています。
1 階の床面積 × 単価 = 基本料金
ここに、被害の状況に応じた追加費用が乗って総額になります。
計算の基準は延べ床面積ではなく 1 階の床面積
シロアリは土の中から基礎を伝い、床下を通って建物に侵入します。
駆除の作業が床下中心になるため、料金計算に使うのは 2 階を含めた延べ床面積ではなく、1 階の床面積です。
2 階建てで延べ床面積が 40 坪ある家でも、1 階が 20 坪なら 20 坪ぶんの料金で済みます!
単価の相場は 1㎡ あたり 2,300〜2,500 円が目安
複数の駆除業者が公表している相場情報では、全国の単価はおおむね 1㎡ あたり 2,300〜2,500 円とされています。
1 階の床面積 50㎡(約 15 坪)= 115,000 円
1 階の床面積 80㎡(約 24 坪)= 184,000 円
自宅の 1 階の床面積が分からないときは、建築時の図面や登記簿で確認できます。
ただしこれは平均的な水準の話で、実際の単価は業者によって 1㎡ あたり 1,000〜3,000 円台まで開きがあります。
小さい家は最低料金が適用される
床面積が小さい家は、計算上の金額が数万円まで下がります。
ところが実際は、9 万円前後の最低料金(一律料金)を設ける業者が多いとされ、計算式どおりには安くなりません。
計算した金額が 10 万円を切りそうな場合は、見積もりの前に最低料金の有無を確認しておきましょう!
同じ家でも業者によって価格差が出る理由

同じ家なのに、業者さんによって見積もりが何万円も違うことがあるって本当ですか?

本当です。
私も相見積もりで、会社によって金額がまるで違った経験があります。
価格差を生む正体は、業態・工法・被害状況の 3 つです。
理由 1:業態によって単価の設定が違う
駆除業者の公表情報から見た、業態ごとの単価の目安です。
広告費や保証体制、仲介の手数料といったコスト構造の違いが、そのまま単価に乗っています。
単価が安い業者が悪いわけではなく、価格に含まれるサービスの範囲が違うだけです。
理由 2:工法によって薬剤と作業が違う
シロアリ駆除の工法は、大きく 2 種類あります。
ベイト工法はバリア工法の 1.5 倍前後の費用になるのが目安です。
見積もりを比較するときは、前提の工法がそろっているかを先に確認してください。
理由 3:被害状況と床下の環境で追加費用が変わる
同じ広さの家でも、次のようなケースでは追加費用がかかります。
追加がいくらになるかは、床下を実際に見ないと確定しません。
電話やネットの概算金額だけで契約せず、必ず現地調査後の見積書で判断しましょう。
市販の薬剤で自力駆除はできる?

ホームセンターで見かけた駆除の薬剤を使って、自分でやれば安く済みますか?

見えている羽アリの退治はできます。
ただ、巣ごとの駆除となると話が別です。
次の 2 つは床下にもぐる専門作業が必要で、市販の薬剤では対応が難しい部分です。
表面のシロアリだけ退治すると被害の進行が見えなくなり、かえって発見が遅れるおそれがあります。
被害が疑われる段階なら、自分で対処する前に調査で被害の範囲を確認してもらいましょう!
無料調査は営業の入口!その場で契約せず持ち帰る

床下の調査を無料でやってくれる業者さんが多いみたいですけど、あとから高額な請求をされないか怖くて……

無料調査そのものは、使って問題ありません。
ただ、業者さんにとって無料調査が何なのかを知っておくと、落ち着いて対応できます!
業者が調査を無料にできるのは、調査が駆除の受注につながる営業活動の一部だからです。
だからこそ、調査結果の説明には営業トークが混ざる前提で聞くのが、無料調査の正しい使い方です。
不安をあおって契約を急がせる業者のサイン
国民生活センターに寄せられた害虫・害獣駆除サービスの相談事例では、こんな業者が報告されています。
当てはまる業者に会ったら、その場では契約せず、いったん持ち帰って相見積もりを取りましょう。
訪問販売にあたる契約なら、契約後でもクーリング・オフできる場合があります。
困ったときは、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談できます。
見積書で確認する 4 つのポイント
現地調査のあとに受け取る見積書は、金額の大小より先に中身を確認します。
次の 4 点がそろっていない見積書は、金額の比較以前に契約候補から外して構いません。
面積は 1 階の床面積になっているか
見積書の面積欄が、自宅の 1 階の床面積とおおむね一致しているかを見ます。
1 階の床面積より明らかに大きい数字が書かれていたら、その根拠を説明してもらいましょう!
延べ床面積や敷地面積で計算されていれば、その分だけ金額が膨らんでいます。
単価と施工範囲が明記されているか
「シロアリ駆除工事一式 ◯◯円」とだけ書かれた見積書は、他社と比較できません。
最低限、次の 2 つが書かれているかを確認します。
坪単価と ㎡ 単価が混在した見積もりは、単位をそろえないと正しく比較できません。
1 坪 ≒ 3.3㎡ で換算して、どちらかの単位にそろえて見比べましょう。
追加費用の条件が書かれているか
点検口の新設や木部の補修など、どんな場合にいくら追加されるのかを確認します。
「追加は現場判断で」のまま契約すると、あとから総額が膨らみがちです。
口頭の説明だけなら、追加の条件を見積書に書き足してもらいましょう!
保証の期間と再発時の対応が書かれているか
シロアリ駆除の保証期間は 5 年間が一般的で、これは公益社団法人日本しろあり対策協会が「薬剤は 5 年の効果を目処に作られている」と説明していることと対応しています。
保証は「期間」と「再発したら無償で再施工するか」をセットで確認しましょう。
シロアリ駆除の費用を抑える方法
相見積もりで適正価格を確かめる
費用を抑える方法として、まず効果が大きいのは 2〜3 社からの相見積もりです!
同じ条件で依頼する具体的な手順と、決めなかった業者への断り方は、こちらの記事にまとめています。
雑損控除で所得税を軽くする
シロアリ被害の駆除費用と修繕費用は、確定申告の雑損控除の対象になると国税庁が質疑応答事例で示しています。
一方、被害がない状態での予防だけの費用は対象外とされています。
駆除した年は領収書を保管して、確定申告での雑損控除を検討しましょう!
定期的な予防で駆除より安く済ませる
シロアリ対策では、5 年ごとの予防処理が推奨されています。
予防処理は駆除処理より作業が少なく、料金も低めに設定される傾向があります。
被害が出てから駆除と補修にお金をかけるより、予防を続けるほうが総額を抑えやすいです!
まとめ:相場観を持ってから見積もりを取る
最後に、この記事の要点を整理します!
相場観を持って相見積もりを取れば、不当に高い契約は避けやすくなります!
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