こんにちは、なおすけです。

水道工事の見積もりに「凍結工法」とありましたが、価格表で金額を比べられますか?

公表されている単価はありますが、管の種類と工事の範囲をそろえる必要があります。
この記事では、凍結工法の公開価格例と、自宅の見積もりを比べるときの条件を解説します!
結論:価格表は管の条件を合わせて読み総額は別に見積もる
凍結工法の価格表を見るときは、管の種類・口径・製造年・箇所数をそろえて比較しましょう。
公開例では、1988年までに製造された鋳鉄管のφ75の凍結止水に、材料と施工を合わせて1箇所127,000円という単価があります。

これは自治体の工事積算用の単価で、自宅の修理をこの金額で依頼できる料金表ではありません。
ここで扱う凍結工法は、液体窒素で配管の水を一時的に凍らせ、バルブ交換などのために止水する工法です。
冬に凍った水道管を溶かす「解氷・解凍」の作業料金とは、工事の目的が異なります。
凍結工法の公開単価は鋳鉄管の条件で変わる
同じ口径でも製造年の区分で単価が異なるため、口径だけで価格を選ばないことが大切です。
次の表は、焼津市の令和8年度の鋳鉄管の凍結工法について、材料費と施工費を含む「材工共」の1箇所当たり積算単価を整理したものです。
| 管の口径 | 1988年までの製造品 | 1989年以降の製造品 |
|---|---|---|
| φ75 の管 | 127,000円 | 132,000円 |
| φ100 の管 | 142,400円 | 160,000円 |
| φ150 の管 | 186,900円 | 227,000円 |
| φ200 の管 | 352,000円 | 433,000円 |
| φ250 の管 | 563,000円 | 643,000円 |
φは管の口径を示す記号です。
この表には税込・税抜の表示がなく、鋼管や樹脂管の価格も載っていません。

家の配管が細ければ、この表より安いと考えてよいですか?

この表から別の管の金額は計算できません。
自宅の管で凍結できるかを調べてもらい、交換作業まで含めた見積もりを取りましょう。
見積書は凍結止水と交換作業の範囲を分けて読む
「凍結工法一式」の金額だけで比べず、どこまでの作業が含まれるかを書いてもらいましょう。
凍結工法は水を止めるための作業なので、その後に行うバルブや配管の交換まで含めた見積もりかを確かめる必要があります。
| 確認する費用 | 見積書に残してもらう内容 |
|---|---|
| 凍結止水 | 対象の管・口径・凍結箇所数・止水を保持する時間 |
| 交換工事 | 交換する部材と取り付け作業の範囲 |
| 配管を出す作業と復旧 | 掘削や天井の開口が必要か、元に戻す作業を含むか |
| 諸費用と税 | 出張・搬入などの費用、税込の支払総額 |
追加作業の可能性がある場合は、何が判明したら追加になるかと、着手前に金額を知らせてもらう条件を決めておくのがおすすめです!
凍結工法の見積もりには管と現場の情報を伝える
修理したい場所の写真と、止水できない理由を施工会社へ伝えると、工法を含めた相談ができます。
見積もりの確認項目には、管種・口径・凍結箇所数に加えて、水温や圧力、凍結後の配管作業時間、施工場所などがあります。
分かる範囲の情報をまとめ、専門的な数値が不明なところは現場で調べてもらいましょう。
凍結施工には配管内の水が静止していることなどの条件があり、温水やポリエチレン管・塩ビ管では工法の適用を個別に確かめる必要があります。

元栓や既存のバルブで止水して修理できる案も、依頼先に相談しましょう。
凍結工法で減らせる断水範囲と、追加する費用を一緒に比べると判断しやすいです!
住宅の修理では、交換工事を頼む施工会社に凍結止水の手配も含めて見積もってもらうと、作業の分担を確認できます。
工事会社から専門業者へ見積もりを依頼する場合は、イズミの凍結工法見積フォームに管と現場の条件を入力できます。
まとめ:凍結止水の単価と修理全体の金額を分けて判断する
自宅の工事を決めるときは、配管の条件に合う凍結止水費と、交換・復旧までの総額を確かめましょう。
公開価格表は、管の口径や製造年で単価が変わることを把握する材料になります。
依頼先へ写真と工事の希望を伝え、同じ作業範囲の見積もりで比べるのがおすすめです!
もっと知りたい人に向けて
凍結工法の仕組みと使える条件を知りたい
断水範囲を小さくできる理由と、施工前に確認する条件を解説しています。
修繕の相見積もりの取り方を知りたい
依頼条件をそろえる方法と、見積もりを断るときの伝え方を紹介しています。

